沃新书屋 - 丸山眞男講義録〈第3冊〉政治学 1960 - 出版社:東京大学出版会

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1960年、安保闘争の昂揚期に東京大学法学部で行われた講義の記録である。「講義録」全7冊の中では唯一「政治思想史」ではなく「政治学」を直接扱い、思想史という縦軸に対する一本の太い横軸を貫く意義を持っている。 本書の「解題」によると、丸山眞男がこの年の「政治学」の講義を担当したのは、前任者の退官というあくまでも偶然の産物だったらしい。が、それにしても、60年安保闘争に積極的に関与し、後には全共闘の弾劾運動の矛先ともなった丸山が、東大の学生を相手に「政治学」を語ったという事実、その内容には興味をそそられずにいられない。 ここでの丸山の論法は明解である。自我の問題から発し、態度形成、集団化、そして政党・代表制の問題へ、下から上へとたどりつつ、政治とは何かを理論的に分析している。「私」という行為主体から出発して、市民の立場から積極的に状況を操作できるような民主主義を、という丸山の理想は、しかし現実の日本ではついに達成されないまま、いたずらに迷走の途を進み、むしろ「消費文化、イメージの流通が、大衆を政治的無関心へと導く」という彼の警告ばかりが皮肉にも現実化している。 本書から浮かび上がるのは「戦後知識人」という丸山の「イメージ」ではない。まさに「知」とは何か、ということを身をもって体現した人物像である。「知」の価値が急激に薄れていく現代にあって、本書はいっそう価値を深めていくだろう。(三木秀則) 内容(「BOOK」データベースより) 東京大学法学部におけるただ一度の「政治学」講義。60年安保闘争に積極的にコミットしたその年の秋、どのような講義がなされたのか。政治的思考の解明からはじまる、独自の政治原論。