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- [pdf] 荒れ野の六十年
内容简介:
東アジアで共有できる歴史を―かつてこの理想が追い求められた時代があった。しかし、なぜ共有したいのだろう。やり過ごしあうだけではどうしていけないのだろう。そうした欲求は、日清戦争の開戦から朝鮮戦争の休戦までの「荒れ野の六十年」が残した近代の爪痕にすぎなかったのではないか。この地域が抱える絶望的な摩擦の根源へ、古典と最新の研究の双方を対照させて迫った先に見えてくる、あたらしい共存の地平とは。不毛な論争に終止符を打つ、気鋭の歴史学者による最後の論文集。
书籍目录:
まえがき―廃墟に棲む人のために
I 西洋化のとまった世界で―同時代への提言
1 三つの時代と「日中関係」の終わり―今こそ読みなおす山本七平
1 「終わりのはじまり」を見抜いた山本七平
2 「進歩的知識人の蹉跌」の原型は江戸の儒者に
3 東アジアに存在するのは「士大夫のナショナリズム」
4 国家のリアリティが欠如した中国と日本
5 「韓国モデル」は未来の解決策を示せるか
2 再近世化する世界?―東アジア史から見た国際社会論
はじめに
1 リ・リオリエント―アジア時代のグローバル社会論
2 民族とナショナリズム(の違い)
(1) 東アジア史の知見:想像(されただけ)の共同体―ナショナリズムの不在と抑制
(2) 今日的含意:「新人種主義」は(そもそも)存在したか?
3 近代東アジアの国際的契機―朝貢外交システムと現代アジア
(1) 東アジア史の知見:ヨーロッパ覇権以降―もうひとつの外交システム
(2) 今日的含意:近世、未完のプロジェクト
4 中華〈帝国〉―再近世化の世界秩序と東アジア思想の可能性
おわりに
3 中国化する公共圏?―東アジア史から見た市民社会論
1 西洋史からモデルを作る―アレントとハバーマス
2 東アジア史からモデルを作る(I)―清朝中国
3 東アジア史からモデルを作る(II)―徳川日本
4 世界史を描き直す―日本化から中国化へ?
5 歴史から未来を描く―アジア市民社会像の新構築
【補論I】 社会の「支え方」の日中比較史―陶徳民ほか編『東アジアにおける公益思想の変容―近世から近代へ』書評
1 構造
2 実践
3 考察
4 批判
II 歴史のよみがえりのために―古典にさがす普遍
4 革命と背信のあいだ―逆光のなかの内藤湖南
1 中国を通じて語られる自画像
2 一身にして二生を経ず
3 唐宋変革・明治維新・辛亥革命―『支那論』
4 漢籍の語で近代を評価する
5 歴史の終わりを中国に見る―『新支那論』
6 同病相憐れむアジア主義へ
7 湖南研究の軌跡と現状
5 史学の黙示録―『新支那論』ノート
1 史論と時評―〈現在〉の視野から
(1) 二〇一二年という終焉
(2) 湖南の復権?
2 『新支那論』の呪い―〈西洋化〉パラダイムの終焉
(1) 問題としての『新支那論』
(2) 批判者たちの論理
(3) その陥穽と今日的状況の起源
3 『支那論』からの視線―方法としての〈近世〉
(1) 〈中国的民主主義〉としての近世論
(2) 文化というニヒリズムへ
4 未来としての中国―『新支那論』のなかの〈帝国〉
(1) 国家なき社会をめぐって
(2) 資本主義なき市場経済
(3) 中国式ネオリベラリズム
(4) アナーキカルな統治へ
(5) 国家も民族もない土地で
5 湖南の逆説―〈日本史〉の終幕へ
(1) 進歩という幻影
(2) 『新支那論』の反省
6 変えてゆくためのことば―二十世紀体験としての網野善彦
1 ことばと自由
2 歴史と権力
3 無縁と共産
4 大陸と列島
5 伝統と信念
7 無縁論の空転―網野善彦はいかに誤読されたか
はじめに―二人の幽霊
1 「中世都市論」
2 神田千里(松井輝昭・林文理)
3 『無縁・公界・楽』
4 永原慶二(義江彰夫)
5 石井進(峰岸純夫)
6 〈社会史〉(山口昌男)
7 安良城盛昭
8 樺山紘一
9 阿部謹也
10 中沢新一
11 岩井克人
12 小熊英二・赤坂憲雄
おわりに―よみがえる幽霊
【補論II】 社会科学にとって歴史とは何か―久米郁男『原因を推論する―政治分析方法論のすゝめ』書評
III もういちどの共生をめざして―植民地に耳をすます
8 帝国に「近代」はあったか―未完のポストコロニアリズムと日本思想史学
1 視界不良の時代
2 マルクスからフーコーへ?
3 山崎闇斎の逆説
4 植民地近代の陥穽
5 三島由紀夫が見た闇
9 荒れ野の六十年―植民地統治の思想とアイデンティティ再定義の様相
1 方法―「思想史」から植民地を問う
2 前提―「自覚的に曖昧な秩序」としての東アジア近世
3 発端―「十九世紀の危機」と伝統文明の失調
4 葛藤―「自覚的に曖昧な秩序」への近代文明の侵攻
5 転換―「中華世界」の再浮上と日本帝国との拮抗
6 蹉跌―「中華帝国」との最終戦争と敗北
7 総括―「中華になり損ねた帝国」の崩壊
8 回帰―「自覚的に曖昧な秩序」としての戦後東アジア
10 靖国なき「国体」は可能か―戦後言論史のなかの「小島史観」
1 「史観」が問われた季節
2 「史観」を語るのは誰か
3 「史観」の起源にせまる
4 比較史の技法としての「史観」
5 靖国という「史観」を超えて
【補論III】 ノンフィクションに学ぶ、「中国化」した世界の生き抜き方
あとがき―収録作品解題
作者简介:
與那覇潤(よなは・じゅん)
1979年生まれ。東京大学教養学部卒業。同大学院総合文化研究科博士課程修了、博士(学術)。専門は日本近現代史。2007年から15年にかけて地方公立大学准教授として教鞭をとり、重度のうつによる休職をへて17年離職。歴史学者としての業績に『翻訳の政治学』(岩波書店)、『帝国の残影』(NTT出版)。在職時の講義録に『中国化する日本』(文春文庫)、『日本人はなぜ存在するか』(集英社文庫)。共著多数。
2018年に病気の体験を踏まえて現代の反知性主義に新たな光をあてた『知性は死なない』(文藝春秋)を発表し、執筆活動を再開。本書の姉妹編として、学者時代の時評と対談を中心に集めた『歴史がおわるまえに』(亜紀書房)がある。
與那覇/潤
1979年生まれ。東京大学教養学部卒業。同大学院総合文化研究科博士課程修了、博士(学術)。専門は日本近現代史。2007年から15年にかけて地方公立大学准教授として教鞭をとり、重度のうつによる休職をへて17年離職。共著多数。2018年に病気の体験を踏まえて現代の反知性主義に新たな光をあてた『知性は死なない』(文藝春秋)を発表し、執筆活動を再開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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