植物油の政治経済学

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内容简介:
現在の食生活を支える食料システムの形成には、農業や食文化だけでなく、
むしろ、政府や国策会社、財閥や商社など大資本が大きく影響していた。
現在の食生活に欠かせない植物油と大豆に注目し、
日本の近代的食料システムの形成過程を政治経済的なアプローチにより解明する。
书籍目录:
序章 資本主義的食料システムを考える
第1章 日本の近代的国家建設と製油産業の成立
-19世紀〜第一次世界大戦期
第2章 油脂産業の発展と油粕・植物油の用途拡大
-世界大戦戦間期を中心に
第3章 米国産大豆による製油産業の再建
-戦中〜戦後再建期
第4章 食用油の需要拡大を促した構造
-高度経済成長期を中心に
終章 資本主義による「食」の変容
作者简介:
平賀緑(ひらが・みどり) 1971年生まれ、広島出身。
国際基督教大学卒業後、香港中文大学へ留学し、
香港と日本において新聞社、金融機関、有機農業関連企業に勤める。
2011年に大学院へ入り、ロンドン市立大学修士(食料栄養政策)、京都大学博士(経済学)を取得。
食料・農業の国際政治経済学および食料政策を専攻。
【本書を推薦します】岡田知弘先生(京都大学名誉教授・京都橘大学教授)より
私たちは、いま、当たり前のように植物油を食用として使い、体内に取り入れている。だが、その歴史は意外と浅い。
なぜ、戦後、日本人は大量に植物油を食するようになったのか。その秘密を、グローバルな規模で展開されている植物油をめぐる生産、供給、販売体制の形成に焦点をあて、それらの担い手である財閥系の産業資本や商社の資本蓄積活動、国家の政策動向、そして国民の消費行動にメスを入れることで、「政治経済学」的に解き明かした作品。その秘密を知りたい人は、ぜひ、本書を手に取ってもらいたいと思う。
著者の平賀緑さんは、農と食にこだわった実践、そして研究を国際的なスケールで行ってきた若手研究者である。本書は、彼女の博士論文をもとに出版された。私は副指導教員として博士論文の執筆にコミットしたこともあり、種々苦労しながらも、こういう形で出版を成し遂げた平賀さんを心から祝福したい。写真や図表もわかりやすく、読みやすい本になっている。
平賀さんは、植物油にこだわらず、資本主義と食の変容、そしてそれが人間の健康に大きな影響をもたらすことにも強い関心を抱いている。また、国内外に多くのフィールドと強い人的ネットワークをもっている。研究・教育と実践面での今後の活躍を大いに期待したい。
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